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【基本から落とし込みまで!】 成功する経営者の勉強方法8選

2024年05月02日


  • 「経営者は経営の勉強をしろ!」
  • 「1日に1冊、年間365冊は本を読め!」
  • 「まずは経営を勉強する時間を作れ!」

なんてことがよく言われていますよね。でも、現場で頑張っている中小企業の経営者はこう思っているのではないでしょうか。

「成功している経営者は、そもそも経営の勉強しているのか?」

結論から言うと、成功している中小企業の経営者は、勉強熱心であることに間違いありません。これはあくまで、私の肌感ですが・・・。ただ、勉強熱心な人がみんな成功しているかというとそうでもないのも事実です(笑)
昔、数学で習ったようなことですね。東大に入るのに勉強は必要条件ではあるが、十分条件ではないというやつです。でも、必要条件であるなら勉強するに越したことはありません!成功する確率は格段に上がりますから。

では・・・
●どのように経営の勉強をしたらよいのか?
●実際に勉強したことを活かして成功させるためにはどうすればよいのか?
●経営者という忙しい立場上、どうやって時間を作っていくのか?
●効率的に勉強する方法は?
今回は、経営者のこのような疑問を解決すべくお話していきます!

1.少し自己紹介

弊社SS総合会計は静岡県浜松市にある会計事務所です。代表である私は、税理士として500社以上の経営者を見てきています。また、「若手経営者のための経営輝塾」を開催しており、2017年から現在に至るまで全国約200人の経営者を塾生として育ててきております。
今回は、そのノウハウを活かして、経営者として成功するための勉強方法を一からお伝えしていくので、ぜひお役立ていただければと思います!

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経営輝塾とは、全9回の若手経営者、後継者向けの経営塾です。講師は、SS総合会計の経営者でもある鈴木宏典です。
将来のビジョンを描けず不安に思っている次世代経営者に輝いてほしい!そんな思いから「経営輝塾」という名前を付けました。塾の内容としては会計税務のみならず、経営に関するテーマ(理念・ビジョン・戦略・組織・財務・目標管理・人材育成等)を取り上げています。
普段こうした勉強をしたことのない経営者でも、簡単にわかりやすく、そして楽しく飽きない講義が特徴となっております!

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2.仕事で成功している人とは

そもそもどんな人が仕事で成功しているのか?これをズバリお答えするのであれば、私ならこのように答えます。
それは、「経験と知識」で得た成功方式を応用して、実際の現場に落とし込むことができる人です。「なんだそれ?」と思った方もいらっしゃるかもしれません。もう少し詳しく解説しますね。

2-1.「経験」で得た成功方式を応用し、実際の現場に落とし込む

まずは、経験から得た成功方式を持っている」ということが大事になります。これは、何も仕事だけに限りません。プライベートのこと、趣味、部活、なんでもよいのですが、何かで過去に成功した経験から得た原則を持っている、もしくは認識していることを意味します。
例えば、あなたが吹奏楽部だとして、県大会や全国大会で勝ち抜くために、チームを率いて戦略を立て、一致団結して成功したとします。全員のモチベーションを上げるためにみんなに声かけをして、チームが一つになったとすると、「モチベーションを上げるためには、一人一人としっかりと関わらなければならない」という公式ができますよね。これって経営に応用できることは容易に想像つくと思います。吹奏楽部での経験をもとに得た公式を、仕事の場面で、例えば所属するプロジェクトチーム内の雰囲気がギスギスしだした時に、メンバーに声掛けしてモチベートするといったことです。
しかも経験ですから、一度できた成功体験は再現しやすいのも事実です。ですから、ここで言いたいのは成功体験の積み重ねによって得たものから共通する公式を見つけ出し、それを元に実際の仕事に落とし込むことができれば成功するということです。
ちなみに、部活や勉強や趣味よりも、実際の仕事での成功体験のほうがその公式は転用しやすいです。例えば、A社で経験した成功体験を、B社に転職したときに当てはめると成功しやすいのと同じです。「なぜか?」それは趣味等と仕事では一つの大きな違いがあるからです。それは「顧客の存在」です。これがプロとアマとの違いですよね。趣味や部活は、成功が自分自身の成長を伴うもので十分であるのに対して、仕事では、顧客に評価されて初めて成功といえるところがまったく異なるところです。ですので、ある意味「利他の心」がいるわけですね。「利他の視点=顧客視点」がなければ、仕事では成功できないので、その分難易度が高くなるわけです。
ちょっと話がそれましたが、それは経営も同じということになります。つまり、自身が体験した成功モデルをしっかりと今の現状に落とし込めて初めて、いわゆる「経営の成功」を手にすることができるのです。

2-2.「知識」で得た成功方式を応用し、実際の現場に落とし込む

これは、「経験」が「知識」に置き換わっただけですが、経験だけでは不十分だと言いたいのです。やはり、自分が実際に経験したことのないデータは世の中にたくさんあるのです。それを何かの手段を使って得ることをしないといけないのです。そのことを「勉強」といいます。つまり、経営に役立つ「勉強」の目的は、「知識」から得られる成功の公式を実際の現場に転用するために行うことなのです。
ではなぜ「知識」が必要なのか?それは、自分自身の体験だけでは得ることができなかったであろう、もしくは気づくことができなかったであろう公式を、いわゆる勉強という手段を使って、他人が持っている成功方式を短時間で得ることができるからです。つまり、成功するまでの時間を圧倒的に縮めることができるということなのです。

2-3.勉強は、経営者として成功するための近道である

ここまで、長く語ってしまったので、少しまとめますね。つまり、経営の成功には勉強は必要か?という答えには、勉強は必要である!ということですね。では、どうすれば、勉強を経営の成功に結び付けるのか?これを知るためには、まずもって仕事で成功する人はどんなことができる人かを考えなければならないと述べました。

仕事ができる人とは、
①自身の経験から得た成功の公式
②他人がすでに経験している成功体験から得た知識
の2つを実際の仕事に落とし込むことができる人であると述べました。

回りくどいですが、勉強は②を知るために必要な手段であるということになります。しかし成功する人にとっての勉強は、必要条件ではあるが、十分条件ではないと言いました。すなわち、勉強すれば成功するかといえば、それはそうでもなくて、勉強で得た知識を実際の現場に落とし込めない人は、永遠に成功することはできないということになります。とはいえ、勉強は、成功への近道であることはお分かりいただいたと思います。

3.なぜ今の経営者には特に勉強が必要か?

前述したとおりですが、経営者にとって今も昔も変わらず当然勉強は大切なものではあります。ただ、今の経営者は本当に勉強という手段が必要不可欠なものになってきています。では、それはなぜなのでしょうか?

3-1.経営のスピード感が年々高速化しているから

今と昔とでは経営のスピード感が違うからです。今は流行りだと思っても、ビジネスモデルをブラッシュアップしていかないと、あっという間に陳腐化してしまいます。その一つの理由は、やはりネットによる情報伝達スピードの高速化でしょう。つまり、顧客が情報をあっという間に収集できてしまうために、自分たち専門家よりも知識が上になってしまうなんてことがざらにあります。特に、顧客が自分事として困っている場合には、さらにアンテナが高くなりますから、事業者はその上をいかなければならず、相当勉強をしていないと生き残ってはいけないということです。

3-2.激動期の真っただ中の市場環境だから

もう一つの理由としては、今は激動期だということです。世の中は、もう右肩には上がっていきません。市場が飽和状態なのです。さらに人口減少を鑑みると市場のパイは益々小さくなり、競争はどんどん激しくなっていきます。勉強は必要である!
そんな中で大切なのは、自分たちが顧客から選ばれる理由がなければ存在意義がなくなるということなのです。経営者は常にそれを考え、さらに高速でブラッシュアップしていかなければ、すぐに淘汰されてしまい生き残っていけなくなるということです。
自分自身の成功体験だけで事業を継続させようと思っても、環境がそうはさせない時代になったのです。昔は、一生懸命頑張ればよかった。しかし今は、選択と集中の時代!一生懸命やっても的が外れていると、経営資源が枯渇していくことになる。だからできるだけ限られた時間の中で、効率よく当てていくために、勉強が必要であるということなのです。大変な時代になりました。

4.経営者の勉強方法8選

では一体、経営者はどんな方法で勉強すればいいのでしょうか?勉強方法にはいくつかありますのでご紹介しますね。

4-1.【1】本を読む

まずは、勉強の典型である「本を読む」です。これは今も昔も変わらず大切な勉強のお手本みたいなものですね。1日1冊、年間365冊読まなければいけないとか、色々な成功法則っぽいものがありますが、まずは、自分が読んでみたい本から始めるのが良いと思います。興味がないものは続かないですから。
ただ、その中で1冊は、必ず自分の事業に直結しそうなものを読むとよいです。なぜか?それは現実の仕事に落とし込みやすいからです。
もっと具体的にいうならば、出来る限り、自分自身の経営の課題に直結しそうなものを読むといいです。例えばビジネスモデルだったり、人材の採用・教育だったり、財務面だったりと企業において課題は様々ですが、自社の経営課題にすぐに落とし込むことができれば、そこで成功体験が得られるわけです。
本の読み方ですが、出口を決めてから読み出すというのも一つのコツです。ゴールを決めるとアンテナが立ちます。そうなると効率よく知識を得ることができます。そのほかに、本の著者のHP等を調べて、本当に成功している人かどうかを確かめるのもよいかもしれません。最近の出版では、著者が実際に書いていないケースもあり、さらに広告マーケティングのために出版を利用している場合もあるので、要注意です。
次に自社のビジネスにすぐに直結しないとしても、名著を読むことをお勧めします。経営者が経営者としての深みを増すために、原理原則を知っておくことは絶対的に必要だからです。例えばドラッカーの「マネジメント エッセンシャル版 基本と原則」や、スティーブン・R・コヴィーの「7つの習慣」です。このように、誰しもが知っているような名著はやはり何度読んでも気づきがあります。流行り廃りのない成功法則は、本当に悩んだときに自分のバイブルとなります。少し難解な本ではありますが、是非トライして頂くことをお勧めします。
あとは、歴史も大事ですね。人間は同じことを何度も繰り返します。時代は変わっても、人の心は変わらないものです。歴史から得る失敗や成功法則は、今の時代にも全く当てはまるものです。では、小説、マンガや雑誌はどうでしょうか?自分はそれもよいと思います。小説は人の想像を膨らませ、情緒や感性を学ぶことができます。今の時代はデザイン思考が大切だといいますよね。小説はデザイン思考を育むにはピッタリの読み物です。商品サービス、オフィスや備品までもがデザイン性の高いものであると素敵ですよね。そういう会社には人が集まってきます。マンガや雑誌からは若者の流行りを理解することができます。だから、自分に縛りをつけずに是非どんどんトライすることをお勧めします。

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4-2.【2】ネット検索

ネット検索は、特に現実を落とし込むには最適なツールですよね。昔は百科事典を調べないといけなかったのが、ネットで調べれば何でも情報を得ることができる便利な時代になりました。ただ気を付けないといけないこともあります。
それは、情報の出所です。本当に信用できるサイトかどうかを確かめないと非常に危険です。簡単に情報をネット上にUPすることができる反面、誰もができるがゆえに嘘の情報も多いのも事実です。是非、しっかりと見極めて活用することをお勧めします。

4-3.【3】セミナー学習

セミナー学習は、本と違って、映像で学習することができるため、本に比べて視覚効果があり、イメージしやすいというメリットがあります。また、本が嫌いな人にとっては、映像は非常に楽であることは間違いないでしょう。リアルセミナーもありますが、オンラインセミナーが当たり前の時代になり、手軽に受けられるようになりました。またSNS、特にYouTubeでの動画も簡単に見ることができます。これだって有益な情報であれば、どんどん活用すべきだと思います。

4-4.【4】大学院やMBA取得

大学院やMBA取得は時と場合によります。自分は、スタートアップ時や事業承継初期は出ないほうがよいと思っています。というのも大学院やMBAは、抽象度の高い学習が多いので、現実的に会社に落とし込むのに時間がかかりすぎる可能性があるからです。スタートアップ時はスピードが命です。まずはPDCAの高速回転が必要になるのでまったく必要ありません。事業承継時もそうですね。まずは先代のやり方を理解して受け入れるというのが先になります。ただ、自分で立ち上げたビジネスモデルが成功し、ある程度成熟し、少し行き詰まり感があるときにMBAの勉強をすることは、無意味なことではありません。知識を得ると同時に、生涯の大切な仲間を得ることができるかもしれません。しかしながら、非常にプログラムが体系的であるがゆえに、逆に実務に結び付きにくく、いわゆる「お勉強」で終わってしまうケースもあるので要注意です。

4-5.【5】経営塾

経営塾の多くは、例えば3ヶ月・6ヶ月・9ヶ月と期間を限定したコースで押していくのが典型となります。しかしながら、これもピンキリだと思います。実体験に基づいた素晴らしいものもありますし、逆に、講師が上手くなく、非常に退屈なものもあります。ですので、まずはHPで経営塾の動画等の案内を見てみる、また、実績があるか、経営者同士の交流会があるかを見極めた上で、受講することをお勧めします。あとは、出来る限り少人数制のほうがよいと思います。10人程が望ましいです。大人数になると、講師が見切れなくなり、受講生からの質問に丁寧に答えられないケースが出てくるからです。せっかく複数回行う塾ですから、講師に気軽に聞けるような設えになっており、仲間同士の交流があったほうが学びが深くなると思います。また、コロナ禍以降、オンラインとリアルとを掛け合わせた、ハイブリット型経営塾も増えていますので、受講生としては安心の環境だと思います。是非探してみてください。

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4-6.【6】JCやライオンズクラブ等の経営者団体での勉強

そして、JC(青年会議所)、ライオンズクラブ等の経営者団体での勉強です。これも、団体によってはいろんな勉強会や講演等もあります。何より同じ年代の経営者がたくさん所属していますので、そこから生の情報を得ることができるのは、何よりの財産です。ただ、活動にはまりすぎると、本業がおろそかになってしまうケースもありますので、そこは注意する必要があります。

4-7.【7】同業他社の見学会

効果的な勉強法といえば、同業他社の見学会です。これは非常に勉強になります。いろんな形式のものがありますが、かなりのノウハウを提供してくださるところもたくさんあります。本当は隠したいノウハウをどんどん提供してくださる会社は、かなり志が高いのも事実です。自社だけでなく、業界全体のことを考えている会社なので、ノウハウを手に入れるだけでなく、経営の姿勢まで学ぶことができます。一石二鳥いや、三鳥だなと思うこともあります。

4-8.【8】先代に学ぶ

最後に後継者であれば、「先代に学ぶ」です。これが最も重要な勉強かもしれませんね。しかし、面白いもので、最も大切であるにも関わらず、なかなか先代から成功方式を盗み取るのは難しいのです。親から勉強を教わるほど、嫌なものはありません(笑)後継者である私も、その気持ちは痛いほどわかります。なので、一番よい方法は「かばん持ち」です。つまり、一緒に仕事をするということです。仕事を通じて、先代が一体何を大切にして仕事をしているのかを体感することができます。これが最も効果的な勉強法だといえますよね。通常、先代は自分の背中を見て仕事を覚えろというタイプの人がほとんどですので、ただ待っていても、何も教えてくれません。しかし、それについて不満も行ってはいけません。
大切なのは、先代と良い関係性をできる限り作り、後継者から質問ができるようにしておくことです。「こんなの親子なんだから簡単にできるでしょ?」と若手創業社長は思うかもしれませんが、意外と後継者にとっては骨折りな作業なんですよ!でも、もし先代が亡くなってしまったら、「しまった!いろいろと教わっておけばよかった!」といっても後の祭りです。是非この際に何とか勇気を振り絞っていろいろと聞いてみてください。

先代とはなかなか良い関係が作れず、素直に学べそうにない・・・という方は、ぜひこちらのコラムを読んでください!親子の確執を乗り越えて、最高の事業承継ができる方法を書いております。

5.勉強の時間の作り方

忙しい中で勉強時間を作るのは至難の業です。特に経営者であれば、尚更のことです。そんな中でどのようにして作ればよいか?それには1つコツがあります。それは、出口を決めて無理やり勉強の予定を入れることです。人間は目的がないのに、時間を作らない習性があります。よく聞くのが、時間ができたら勉強しますというやつです。これ、絶対にやりません。断言できます。なぜか?人は、変わりたくないからです。時間を空けるための重要な目的がなければ、人は仮に仕事を人に振って時間を空けたとしても、結局残りの仕事をいつもの時間通りにやってしまう習性があります。なのでとにかく、目的を作って、セミナーを予約して、無理やり予定に組み込んでしまうことです。そうすると、人は工夫をするようになります。今までの仕事を短縮する、もしくは他の人に振るという行為を始めてするようになります。ですからまず予定を入れてしまうことから始めてみてください。

6.【成果がすぐ出る!】効果的な勉強法

6-1.カンニングOK!徹底的にパクろう!

一番効果的な勉強のやり方は、一言でいうと・・・とにかく徹底的にパクるです!このことを私はTTPと呼びます。TT(徹底的に)P(パクる)の略です(笑)私たちは、かつて学校や塾でカンニングをしてはいけませんと教わりました。社会人では違うのです。カンニングOKです!(特許を取っている商品をパクるとかはだめですよ!)とにかく、本・セミナー・同業者見学会で学んだことを、そのままパクることが大事なのです!そこに自分らしさやこだわりはいりません!そこができるかできないかが成功のキーになります。
ぶっちゃけた話をしますと、これからはビジネスイノベーションが大事だと思うのですが、正直何かを発明することなんてまったくいらないのです。簡単に言えば、単に自分と違うマーケットで成功している同業者をパクって自分の市場で成功させれば、それは立派なイノベーションなのです。それでいいんです。そこに欲しいのは自分らしさやプライドではなく、スピードです。すぐやる!です。
成果を出さない人はただの「お勉強好き」な経営者です。いろんなセミナーに出まくったり、本を何冊も読んだりしている人がいるのですが、まったく成果を出せない人って結構いるのです。この人達に共通するのはアクションを起こさないということです。勉強がただのお勉強で終わってしまっている人です。
大事なのは現実への落とし込みです。パクりがなぜ大事かといえば、落とし込みやすいからです。公式もなにも、そのままやればよいだけだからです。これができるようになると、かなり大きいのです。なぜなら、ほとんどの人はお勉強で終わってしまうからです。ここが勝負の分かれ道です!

6-2.勉強したことを経営に落とし込むために

落とし込み方として、勉強したことを小さくトライして小さく失敗することも大事です。多くのお金をかけるのではなく、仮説と検証のPDCAを高速回転することが最も重要です!ですので、失敗してもOKなのです。お金かけすぎると失敗が怖くなります。まずは、あまりお金をかけすぎずに、小さく始めてみてください。とにかく経営の勉強では、出口=実践に落とし込むことを意識することが何よりも大事だということがお分かりになったと思います。そうすると、勉強がただの勉強で終わらずに、現実の仕事で成功できるようになります。成功すると、勉強の意味が体感できて、また勉強が面白くなります。これは、受験勉強よりもはるかに面白いものです。これを知ると、勉強を結果として続けることができるようになります。是非トライしてみてください。

7.まとめ

以上が経営に本当に役立つ勉強法でした。いかがでしたでしょうか?成功するための経営の勉強は進められそうでしょうか?先ほどもお伝えしましたように、「経験と知識」で得た成功方式を応用して、実際の現場に落とし込むことができることが、経営を成功させる秘訣です。そして、そのための経験と知識の得方をお伝えしました。
しかし、「実際にやってみようとしてもうまくいかない」「結果が出ない」「社員を巻き込みながら落とし込みをするのはどうすればいいのか」と悩みを抱えている方も多いはずです。
焦る必要はありません。まず、なぜうまくいかないのか原因を探していきましょう。

弊社では、経営を成功するためにより実践的・体系的で、すぐに現状に落とし込めるような経営の勉強ができる「若手経営者のための経営輝塾」を開催しておりますので、ぜひともご参加ください!また、無料相談も承っておりますので、お気軽にご相談ください。

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この記事は私が書きました

代表税理士 鈴木 宏典

税務財務コンサルティングのみならず、コーチング手法による会社のコンセプトメイキング、ビジョンメイキングを通じたコンサルティングを得意とする。東京・大阪・名古屋・仙台等でセミナーを行い、中小企業のみならず、同業者である税理士のビジョンをもかなえるべく、事務所の仕組化を全国に広めている。