自分たちの思いを言葉として引き出してくれて今後のことが見えるようになりました。
株式会社ジーアクト[精密切削加工]堀内 鈴予 様・堀内 康博 様
- Q.SS総合会計がお手伝いするまでの課題は何でしたか?
堀内(鈴)>計画性がなく、お客様からいただく注文をこなしていくのが精いっぱいだったことです。
堀内(康)>流動的な会社経営だったことです。注文があれば、さあ~やれ~ドーン。なければないで、次がくるかもしれないから、残業やれ~ダーンみたいな感じ。流れに任せるというか、流動的に進んでいたことが問題だったかなと思います。
堀内(鈴)>月次決算は長年、SS総合会計さんにお世話になっていました。ただ、半年先、1年先、3年先というのが全然見えておらず、計画自体が出来ていない状態でした。
堀内(康)>経営的な数字のほかに、現場で出るロスの率、材料にこの位かかって生産はこの位かかってるっていうのが、一様生産管理システムで数字的には見れてたんですが、それをどう生かしてったらいいのか、客観的に見ることができませんでした。出た数字を下げようか、という社内的な展開はしてたんですが、どう下げたらいいかがまったくわからなくて。その辺が問題でした。
- Q.なぜSS総合会計の経営会議を受けようと思いましたか?
堀内(鈴)>担当の方から勧められたからです。私は経理全般をずっとやってきて、10年ほど前に長男が入り、今専務として働いていますが、経営の分析を一緒にしたことがなかったので、一緒に勉強していきたいと、お願いしました。
堀内(康)>その通りです。数字の事、決算書もちょっと見たことがある程度だったので、その辺も一緒になってやっていければと思いました。
- Q.サポートを受けて感じたSS総合会計の良いところは何ですか?
堀内(鈴)>毎月の経営会議で、前月との数字の比較分析をしてくださり、これから3年後、5年後と中・長期的に見て、どういうふうにしていったらよいのかが見えてくるようになったことです。
堀内(康)>経営的な数字の部分は社長と相談し、現場で出た数字、ロス率や生産に掛かった時間に対して売上がどうだったか、などの一様資料を自分なりに分析して経営会議に持っていきます。自分とは違った、違う視点からの分析をいただき、いい方向に繋げられるようになったことが、良かったです。
あとは、何より、楽しくできるのが一番かなと思います。
- Q.実際にサポートを受けて貴社が良くなったところは何ですか?事例も含めて教えてください。
堀内(鈴)>弊社の労働分配率が製造業の中で平均値よりかなり高く、何が原因かを見ていった結果、効率的に仕事に取り組むよう現場を改善していこうということになりました。現場の人全員に、自主的に取り組んでもらい、その結果、2年ほど前から残業も減ってきました。社員それぞれが残業することなく自宅に帰り、家族と触れ合える時間や、趣味の時間などが増えています。社員だけでなく、もちろん会社も良くなりました。
堀内(康)>ロス率もだんだん少なくはなってきています。数字を見ながら随時やっているので、一年間でこうだった、というのではなく、大きくなってきたから何か下げる方法を考えよう、といった感じで、細かくコントロールが出来るようになってきているのはとても良かったことです。
堀内(鈴)>初めての会議で代表が、引き出した私たちの思いをポストイットに書き込んで、ホワイトボードに貼っていってくださったことで、今後のことが見えてきました。色んな事を引き出してくださったことがすごく良かったです。
堀内(康)>私たちの経営理念の中に、「仕事はいつも面白く」があります。今までは漠然としていたんですけど、経営会議で、中・長期的に見るようになって、経営理念を深く掘り下げることによって、自分たちの強みが何なのかを、ポストイットに書き込んで貼りながら、見つける事が出来ました。「多種材小ロットで切削加工を高品質で提供」という、しっくり来る売り文句が出来たのも良かったですね。
- Q.どんな企業SS総合会計の経営会議を受けてもらいたいですか?
堀内(鈴)>本気で会社を良くしていきたいと思ってる方に。決算をやって終わり、ではなく、会計士さんと一緒になって自社経営を改善し、業績を上げていきたいと考えている方に、是非取り組んでいただきたいです。
堀内(康)>3年後、5年後、自分の会社がどうなっているのかがまだ見えてないそういう会社に。SS総合会計さんは、一緒になって会社を良くしていこうというスタイルなので、それを希望する会社には是非受けて頂きたいですね。
また、SSさんの現経営者が2代目ということもあり、これまでのさまざまな経験も聞くことができます。なので、自分も2代目という方の成長にもつながると思います。